プロフィール

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瀧下義弘（Yoshihiro Takishita）
建築家の瀧下義弘氏は、絶滅の危機に瀕した日本の民家（民家建築）の救済と修復で高く評価されています。古民家保存協会の創設者として、著書『Japanese Country Style: Putting New Life into Old Houses』をはじめとする活動を通じて、世界中に民家の価値を発信してきました。

西尾治男（Haruo Nishio）
Instagramでは“Japanese Thatching Guy”として知られる西尾治男氏は、日本全国で高く評価される茅葺き職人です。日本と英国の茅葺き技術の双方を習得し、全国各地で数百年の歴史を持つ屋根や建物の再生に尽力しています。

エミリー・金子・レイノルズ（Emily Kaneko Reynolds）
エミリー氏は現在、京都の四代続く左官会社に勤務しています。著書に『Japan’s Clay Walls: A Glimpse into Their Plaster Craft（2009年）』および『Sakan at Work: Japan’s Natural Plasters（2019年、再出版予定）』があります。最近、京都工芸繊維大学にて土壁建築に関する博士号を取得しました。

ジョン・ストレンマイヤー（Jon Stollenmeyer）
ニューヨーク・タイムズやNHKワールドにも取り上げられたジョン氏は、パートナーの山本晃平氏とともに岡山の*杣工舎（Somakosha）*を運営しています。日本の伝統大工技術を用いて美しい建築物を作り出し、国際的な学生を受け入れる学校でその知識と技術を共有しています。

フェリックス・コンラン（Felix Conran）
2023年より、フェリックス氏とパートナーのエミリー氏は奈良県東吉野の140年の歴史を持つ元空き家を改修し、ショーハウスとして再生しました。この家は、荒廃した建物がどのように蘇るかを示す実例となっています。詳細はFinancial Timesに掲載されています。

村山伸一（Shinichi Murayama）
30年以上にわたり、村山氏は釘を使わずに木材を組み合わせる技法「指物（さしもの）」の美しい作品を制作してきました。特に「組子細工」の技術を発展させ、木材を曲げることで革新的なデザインの作品を創出しています。詳細はNHKワールドをご覧ください。

ニルス・ウェッテルリンド（Nils Wetterlind）
スウェーデン出身の保全活動家であり環境コンサルタントのニルス・ウェッテルリンド氏は、グリーンビルディングと持続可能な設計に関する豊富な知識を持ちます。日本の伝統的な民家（民家建築）への情熱から、その修復と再利用を推進し、地元の職人と協力して歴史的建築と現代的な環境原則を融合させています。

小林正秀（Masahide Kobayashi）
京都府美山町の200年の歴史を持つ茅葺き古民家に暮らす研究者、小林正秀氏は、日本の栗の生態学的・遺伝的・文化的価値を探求し、その持続可能な栽培と伝統作物としての保護に尽力しています。